アクセス仮想ディスク

は、ストレージアレイネットワーク環境において 間で管理要求情報およびイベント情報をやり取りするために が使用する特別な です。

アクセス仮想ディスクの定義は、設定情報に組み込まれています。ホストおよび RAID コントローラモジュールの観点からすると、アクセス仮想ディスクには アドレスが設定されています。デフォルトの LUN は 31 です。ただし、アクセス仮想ディスクの LUN には、物理ディスクが割り当てられていません。

ストレージアレイは、次の 2 とおりの方法で管理できます。

帯域外管理の場合、ホストと RAID コントローラモジュールをつなぐインタフェースケーブルを通じて、ホストからストレージアレイの RAID コントローラモジュールにデータが送信されます。ストレージ管理ステーションからは、別個のイーサネットケーブルを通じて RAID コントローラモジュールにコマンドが送信されます。また、RAID コントローラモジュールからイーサネットケーブルを通じて、ストレージ管理ステーションにイベントが送信されます。コマンドおよびイベントは、データと区別されます。

帯域内管理の場合、ホストと RAID コントローラモジュールをつなぐインタフェースケーブルを通じて、ホストからストレージアレイの RAID コントローラモジュールにデータが送信されます。また、ホストと RAID コントローラモジュールをつなぐインタフェースケーブルを通じて、ストレージ管理ステーションから RAID コントローラモジュールにコマンドが送信されます。RAID コントローラモジュールからは、ホストと RAID コントローラモジュールをつなぐインタフェースケーブルを通じて、ストレージ管理ステーションにイベントが送信されます。コマンドおよびイベントは、データと混合されます。

帯域内管理方法を実行するには、ストレージアレイにアクセス仮想ディスクが存在する必要があります。アクセス仮想ディスクを通じて、ホストオペレーティングシステム(OS)はストレージアレイを検索する手順を実行できます。アクセス仮想ディスクがないと、ホスト OS はホストに接続されているストレージアレイを検索できません。

アクセス仮想ディスクは、約 20 MB のストレージ容量を使用します。アクセス仮想ディスクのストレージ容量は、データストレージには使用できません。

要約すると、アクセス仮想ディスクには次の特徴があります。


注意:

管理アクセス権の消失について – アクセス仮想ディスクを削除すると、そのアクセス仮想ディスクが関連付けられていたホストまたはホストグループの帯域内管理アクセス権が失われます。


メモ:

アクセス仮想ディスクは、MPP フェイルオーバードライバを使用する Linux オペレーティングシステムでは認識できません。